ロサンゼルス&フロリダ ディズニーワールド旅行記
2002年10月8日〜18日
その9
--- 2002年10月15日 ウォルト・ディズニー・ワールド3日目 ---

    それでも、朝は早くから目覚めてしまう私は、6:00から洗濯物を抱えてコインランドリーへ。
    こんな時間でも洗濯に来ている人は結構いる。
    洗濯・乾燥を、コーヒーや一服で過ごし無事終了。
    その後、朝食へ向かう。
    実は、食費削減の為、我々は日本からインスタント食品を持ってきている。
    これらも食べてしまわないと荷物が減らないので、朝はパックご飯とみそ汁。
    フードコートには自由に使える電子レンジやお湯もあるのでこれらを作るのには問題なし。
    片づけ係りの人の目を気にしながらもご飯を食べる、私はお赤飯、息子は白米、ただし息子用のふりかけを忘れてきたため、息子は白米に塩だけかけて食べる。
    一見悲しそうだが、ハンバーガー漬で生活してきた我々にとっては、とても幸せ。

    食後、リゾート内のモニュメント見学を兼ねてお散歩。
    左の写真は、我々が泊まっている「ファンタジア棟」の建物。
    映画ファンタジアに出てきたミッキーに魔法をかけられ、水くみをやるほうき。
    高さは、3階建ての建物を遥に越える大きさ、これが、3人?並んでいる。
    その手前は、プールで朝早くから、夜遅くまでにぎわっている。
    こちらは、昼間はかなり暑いが、朝晩は長そでが欲しくなるくらい冷える。
    日没後はかなり寒いにも関わらず、みんなプールで遊んでいる。

    下の写真は、「トイストーリー棟」で左がバズで右がウッディー。
    彼らは向かいあって配置されている。
    これらも高さは3階建て以上。
    他の建物もそれそれ楽しいシンボルに囲まれている。


    時計を見ると、既に午後になっていて、さーてそろそろ行くか!ということで、「マジックキングダム」へ出発!
    「マジックキングダム」はホテルから結構離れているので、バスで20分弱。
    ここの入り口を入ったところでは、ミッキーやミニー達がグリーティングの最中。
    20人ぐらいが列を作っているが、サイン帳を持って並ぶ。
    一人ひとりにそれなりの時間をかけて遊んでいるが、それを見ているだけでも楽しいので直ぐに順番がやって来る。
    それぞれからサインをもらって記念撮影(写真は最終ページを参照)。

    グリーティングでは、車椅子に乗った子供たちも多く見かける。
    肢体不自由ではなく、脳性まひ?の様に見受けられる子供が多い。
    障がいの為、気持ちを十分に表現できない状態(キャラクタが色々と喜んでもらおうと楽しい動きをするが、リアクションが帰ってこない状態)の子供に対しては、一層一生懸命にサービスしている。
    表情は大きく変えなくても、かなり喜んでいそう!?という感じが伝わってくる。
    キャラクタ側が色々なハンディを理解した上で接しているのが伝わってきて、見ている私も嬉しくなる。
    さすがは夢と希望を与えるサービスのプロと感心。
    どこのパークでも一緒のことだが、アトラクションも殆どが車椅子の方でもOKとなっている。
    ただし、乗り込む際には直前で車椅子からの乗り換えが必要なものも多いが。
    逆に車椅子だから乗れないというものは殆ど無い。
    ここでは、車椅子に加えて電動カートの方も多い。
    電動カートの多くはパークでの貸し出し品の様だが、一体何台の電動カートが用意されているのか?と思うぐらい多く見かける。

    ここのシンボルはご存知シンデレラ城。
    中の構成や、アトラクションの構成もTDLとほぼ同じ。(TDLがまねしているのか・・・)
    逆にTDLとアトラクションも同じなので新鮮味が少ない。
    そのため、TDLには無いものを中心に回る。
    その中で、「エイリアンとの遭遇」というアトラクションに行ったのですが、何者だか分からないまま、多分普通のライド物だと思って並んだのだが、予備室で映像を見せられ、メインルームへ!
    なに!普通のライドでは無い!100人程が入れる円形のドームに椅子が中心を向いて並んでいる。
    それも、かなりがっちりとしたガードが上に付いている。
    ここは一体何?回る?落ちる?何が起きるの?
    すると会場は真っ暗に・・・!
    詳細は内緒!
    今回のアトラクションで一番びびった!

    そうそう、TDLにもあって、TDLとは違うものを発見。
    それは、「クマのプーさんの冒険」TDLの「プーさんのハニーポット」なのですが、ポットの乗り物や構成はTDLと一緒なのだが、ポッとは回転はするものの、常に1列で進み、TDLの様に3台一体となった不思議な動きが無い!
    唯一TDLを誇りに思った。

    そうこうしているうちに、またもや雨が降りだす(本当に決まった時間になると降り出す)、しばらくレストハウスで休憩するも、パレードが始まるのでカッパを着込んで移動。
    ここのパパレードで面白いのは、メインのキャラクタは、皆透明なドームに入っている。
    きっと雨の時間帯に行うための雨よけなのだろう?
    でも、気温は低くないので、着ぐるみを着て、ドームの中は暑くないのかな?と心配になる。
    ここで登場するキャラクタは、オールドディズニーの有名どころが総出演。

    ここWDWでは、どこに行ってもそんなに混んではいない。
    FASTパスの、発行時間はだいたい1時間〜1.5時間後ぐらい。
    スタンバイでも最長で40分、20分ぐらいが標準。
    まあ、10月ということで、ピークの時期では無いこともあると思うが、かなり効率が良い。
    FASTパスをもらって、他のアトラクションの10分待ち位を幾つか並んで戻ってくるとちょうど良い時間で、また次のFASTパスをもらうという感じ。
    平均して10分〜15分待てばどれでも乗れてしまう、TDLの様に"とにかく待つ"という感覚は殆どない。
    並んでいても、列の進み方がかなり早い。
    欧米人の体形(一人ひとりがスペースを必要とする)のため、同じ人数が並んでいても日本より列が長くなっているのが原因?
    パレードも1時間も前から場所取りをする必要はなく、立ち見で構わないのであれば直前に行っても2列〜3列目で十分に見える。
    それと、子供は前で見させてあげるという事が浸透しており、後から来ても子供が大人のすき間から覗いていると、すき間を開けてくれて、前へ行かせてくれる。
    この辺はTDLでも見習って欲しいところ。

    あたりは既に薄暗くなっていて、間もなく「ファンタジー・イン・ザ・ファイヤーワークス」の時間。
    これは、シンデレラ城の花火大会。
    我々は、シンデレラ城の正面から見ようと場所決めをして待つ。
    この途中で、バズ・ライトイヤーの光ってくるくる回るおもちゃを息子が欲しがり、しぶしぶ?購入。
    実は私は、「ピクサー・アニメーション・スタジオ」製のアニメのファンなので「トイストーリー」、「バグズライフ」や「モンスターズインク」等は大好き!(息子より私の方が好きだと思っている)
    実は息子をだしに使っている?
    いよいよ始まるのだけれど、花火はシンデレラ城の向こう側で上がっている。
    小物の花火はお城の影で見えない。
    大物が上がるとお城の上まで上がってきれいに見える。
    反対側で見るべきだったかな?と考えたけれども、やはりシンデレラ城をバックにした花火の方がいいよねと納得する。
    この花火が終わると、既に20:30、それからお土産屋さんでお土産を物色。
    21:00を過ぎて、閉店のため、店からも追い出される。
    日に日にホテルへ帰る時間が遅くなっている。


    ホテルに戻り、日に日ににぎやかになっていく他の部屋のウインドウを楽しみながら、寂しい我々の部屋に戻る。
    今日も何かしてくれているかな?と期待を込めて部屋の中を確認すると、今日は洗面所の蛇口の両脇にやはりタオル製のかわいいうさぎさんが2匹!
    ご丁寧に目まで書いてある!
    おいおいタオルに書き込んじゃっていいの?という感じ。
    でもかわいい、こうやって楽しませてくれるホテルは他には経験が無い。

    今日の夕食は、これも日本から持ってきた「どん兵衛」のカップうどん。
    これが何と美味しく感じることか!

    早くも明日は、パークへ行ける最終日。
    朝早くから出発しなければ!
    おやすみ・・・。