4時間のフライトを終え、朝5:48の定刻通りにオーランド空港に到着する。
いよいよ今日からはウォルト・ディズニー・ワールド(以下WDW)です。 UDWはオーランド空港から車で30分位の所にあります。 今回我々は、ミヤーズシャトル(乗り合いのタクシーみたいなバン)で向かうことにしていたので、乗り場を求めて空港内をうろうろ。 いつもながら、我々は飛行機からは最後に降りて、トイレに立ち寄ったりで、人の流れからはおいてきぼりになってしまう。 荷物もコンベアの脇にぽつんと置いてある状態になっているのです。 この空港で降りる人の何割かはWDWへ向かうはずなので、それらしい人の流れに着いていけば素直に目的の場所にたどり着けると思っていたのだが、いつもおいてきぼりなのでシャトル乗り場を探すのにも一苦労。 ようやくミヤーズシャトルのカウンタを見つけ早朝の為か全てCLOSE状態で誰もいない。 さてどうすればいいのかと悩んでいると、外にミヤーズシャトルのバンを発見! どうやら、ドライバーに料金を払えば乗せてもらえるらしい。 我々はバンに乗り込むも、乗り合いなので我々だけでは出発しない。 飛行機が到着してかなりの時間が経過している今更他のお客さんは来るのだろうか? いつになったら出発してくれるのだろうか?と待っていると、日本人らしき夫妻がやって来る!、どうやらこの2組で出発の模様。 車内で話を聞いてみるとこのご夫妻は、ハワイからやって来た日系人との事。 早朝なので道路も空いていて、ご夫妻の宿泊するホテルに寄った後、空港から30分程で我々の目指すディズニー・オールスター・ムービー・リゾートに到着。 何故我々がこのホテルを選んだかというと、言うまでも無く安いから。 ここには、レストランも無く、何店かが軒を並べるフードコートが有るだけで、費用を安く済ませたい我々にとっては好都合。 取り敢えずは、パークへのパスを入手しなければならないため、チェックインのカウンタへ向かう。 予約番号を告げると、ちゃんと予約は入っている模様、よかったよかった! 個人手配の場合、どうしても本当に予約が入っているかが心配になる。 ルームキーやパークへの入場券を兼ねるカードを受け取るが、ルームナンバーはまだ決まっていないとのこと。 でも、Fantasia棟であることまでは判明。 この棟は管理棟までの距離が近いこともあり、人気の棟らしいので、取り敢えずは安心。(私の期待したToy Story棟では無かったのが少し残念) |
ここでご存知の方も多いかとは思いますが、WDWの説明を少しさせて頂きます。
このフロリダ州オーランドにあるウォルト・ディズニー・ワールドは、敷地面積122平方キロメートル(ちなみに川崎市の面積が142.7平方キロメートルなので、川崎市よりこ少し狭いだけ)のエリアの中にテーマパークは、EPCOT、MGMスタジオ、マジックキングダムを含めて4つ、ウォーターパークが2つ、夜中まで楽しめるエンターテイメント地区が2つもあるのです。 そして、20以上のリゾートホテル、6つのゴルフコース等々があります。 |
そして我々が利用する、ディズニー・オールスター・リゾートは、ムービー・ミュージック・スポーツの3つのリゾートからなり、れぞれが1,900室を越える客室を持ち、フロントやショップそしてフードコートはそれぞれの管理棟にあるという形になっています。
さらに、ムービー・リゾートは、Fantasia棟(2棟)、Love Bug棟(2棟)、101Dalmation棟(2棟)、Mighty Ducks棟(2棟)、Toy Story棟(2棟)で構成されており、今回我々はこの中のFantasia棟となった訳です。 |
WDWのガイドには、「ここをを満喫していただくには、最低1週間はステイして欲しいところ、さらに日数に余裕があれば、最高のバケーションを楽しむ事ができます」となっているのですが、我々は4日間の強行軍、さでどれだけ回れるか?
そうこうしているうちに、フードコートにも人が出てきてにぎやかになってくる。 そろそろ、荷物を預けて出発の用意でも、と思い他のお客さん達の服装をチェックすると、みんなTシャツに短パン!我々はロサンゼルスから着いたので長そで・長ズボン、かなり浮いている感じ。 着替えを出すにはスーツケースを開けなければならず面倒くさい、何とか半そでのポロシャツだけを引っ張り出して、着替えるも下は長ズボン。 今日1日はこれで何とかしよう! 荷物を預け、シャトルバス乗り場に向かう。 |
今更ながらここへ来て、さて今日は4大パークのうちどこ行こうか?と相談を始める。 今日は日曜日、人気のパークは混むかも知れないので、一番人気の無さそうなところへ行こう!ということで、EPCOTへ向かうことにする。 管理等裏にあるバス乗り場には、各ポイント行きのバス停があり、このシャトルバスは無料で自由に使える。 |
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いきなり感じたのは、ここはまた車椅子の方が多い。
当然全てのシャトルバスは全て車椅子対応。 我々も2回ほど車椅子の方と同じバスになったが、車椅子での乗降もとてもスムース。 バスには2種類があって、ノンステップタイプになっていて、乗降時に車高を下げて、スロープが出てくるタイプと、もう一つの形式は通常タイプのバスの後ろのドアの階段が延びてフラットになりリフトになるもの。 いずれも、車内の一部の座席が折畳み式になっていて、固定用のベルトが付いている。 乗り場に車椅子の方を見つけると、まずは運転手が降りてきて、手慣れた動きで車椅子の方を乗せる、この間1分位、その後に一般客が乗り込む。 バスは、通常10分間隔ぐらいで来るのだが、状況によっては20分ぐらい来ないときも有る。 待ちくたびれて、ようやく来たバスでも車椅子の方が乗り込みのをうっとうしく見ている感じの人はいない。 バスだけでなく、一般のお客さんの方にも車椅子優先の感覚が当然の事として浸透しているのを感じる。 EPCOTは我々の滞在するホテルからは割と近いため、バスで10分ほどで到着。 バス停から入り口のゲートを目指すが、長ズボンをはいているのは我々だけ、かなり浮いている!。 しかしイスラム系の方達は全身を覆う服装をしている人もいるので、宗教上の理由で長ズボンを履いているのだと、自分を納得させる? |
実際のゲートの手前にはもう一つのゲートがあり、手荷物の検査を受ける。
ナッツベリーファームの時もそうであったが、こちらのテーマパークでは入場時の手荷物検査が当たり前となっている。 それも、空港なみにかなり厳しい。 リュックを開けなければならないのは当然として、ウエストバック中まで全てチェックされる。 カメラや飲食物の持ち込みをチェックしているわけでは無いので、やはり銃器をチェックしているのだろう?この 国一面をかいま見た感じ。 写真の奥に見える白い球形の物がEPCOTシンボル、その手前はモノレールの線路。 |
4大パークにはそれぞれシンボルとなる建物が有るのだが、ここのシンボルは、大きな球形の建物。
ここにもTDLと同様にFASTパス制が実施されているので、取り敢えずはFASTパスの入手を目指して、「ミクロ・オーディエンス」に向かう。 しかし、誰も並んでおらず、FASTパスも発行されていないのでそのまま入り口へ向かう。 ここは、TDLの「ミクロアドベンチャー」と映像は全く同じで音声が英語なだけ。 TDLと同じではなく、TDLが同じというほうが正しい!? 息子もTDLで同じものを見たはずであるが、それでも新鮮に楽しんでいる。 内容が同じでも、こちらでは観客の乗りが違う。 3Dで何かが飛び出してくるだけで、観客は絶叫!、ちょっとびっくりする程度の場面でもそれはもう大変な騒ぎよう! この乗りが全体を楽しくしている。日本には無い乗りである。 ちなみに、通常のコーヒーカップでも、こちらのお客さんは両手を上げて絶叫している。 スターツアーズの人体内版である「ボディー・ウオーズ」等、一通りのアトラクションを回った後、いよいよここでのお楽しみ「テストトラック」へ! ここは、GM車が提供しているアトラクションでTDLには無く、バンクの付いた屋外のテストコースを高速で駆け抜けるというもの。 まずは、ビデオでテストの内容を見て、いざライドに乗り込む。 内容は、悪路走行、ブレーキテストやコーナーリングテスト等各種の性能テストを行う車に乗り込むというとライド。 高速走行テストを楽しみにしていた私にとっては、その前のテストも十分に楽しめた。 そしていよいよ最後の高速走行テストへ、50度のバンクを時速97kmで駆け抜ける! ジェットコースターを怖がる息子も、これはかなり楽しんだ模様。 私も既にWDWに来てよかった!と感じている。 一通りのアトラクションをまわり終えたが、これはEPCOTのまだ半分。 ここはゲートから奥行き方向に広い構成となっており、奥半分の「ワールド・ショーケース」エリアにはまだ足を踏み入れていない。 この奥のエリアで行われるパレードも見たいし、ここへは再び来る事はな無いであろうとの判断から、疲労をおしてなんとか奥へ足を運ぶ。 そして、奥のエリアまで進んだが、その広さに圧倒され、疲れ果てていて回るのを断念する。 そうこうしているうちに雨が降り出す。 通常の我々の感覚では、遊園地に来てていて雨が降りだしたら、「折角の行楽が台無しだ〜!」と落ち込んでしまうのですが、こちらの人たちは全く気にしない。(どうやら毎日昼過ぎに雨が降るらしい) 結構な勢いで雨が降っていても、屋内に逃げ込む人なんかは殆どいない。 半分の人はカッパを着込んで通常通り、その他の人はカッパも着ずにそのまま平然と歩いている。 そして、パーク内がカッパの黄色に染まる。 さすがにディズニーワールド、カッパもみんなミッキー!ミッキーのカッパが何千人と歩いている。 我々は雨に濡れながらパレードを諦めてゲートに向かう。 |