ロサンゼルス&フロリダ ディズニーワールド旅行記
2002年10月8日〜18日
その8
--- 2002年10月14日 ウォルト・ディズニー・ワールド2日目 ---

    前日どんなに疲れていても、朝は早くから目覚めてしまう私は(決して年寄りではなく、単に朝型人間なのです)、5:30に目覚め、6時のフードコート営業開始を待って、散歩に出かける。
    既に何組かは行動を初めているが、日本人と思われるカップルが多い。
    本来、ここはリゾートなので、のんびりと1日を過ご場所なはずなのだか、私達を含めた日本人は貧乏症のためかのんびりとはしてられない感じ。
    取り敢えずは、ドリンクサーバーでコーヒーを注いで、外で一服。
    コインランドリーの場所も確認して、明日あたりは再び洗濯かな?と考える。
    ゆったりとした朝の一時を過ごし、部屋に戻るもかみさんと息子は爆睡中。
    私はシャワーを浴びた後かみさんを起こす。
    しばらくして息子も起こすが、とても寝起きが悪い。
    本来息子は、遊びに行く日の目覚めは極めて良く、「もうすぐ出発するよ!」の一声で飛び起きるのだが、さすがに疲れがたまっている様子で、なかなか起きない。
    ああ、リゾートしてないな!と実感しつつも、何とか起こす。
    お決まりのマグを抱えてフードコートへ向かう

    朝食も終えて、さて、WDW2日目の今日はどこへ行こうか?の相談をして、今日はMGMスタジオへ向かうことに決定!
    昨日と同様管理棟裏のシャトルバスのターミナルからMGMスタジオ行きのバスに乗り込み、やはり10分ほどで到着。
    セキュリティーチェックも慣れ、無事に入園。
    ここのシンボルは、ファンタジアに出てくるミッキーの魔法使いの帽子。
    パークのテーマは、ディズニー版ユニバーサルスタジオみたいなもので、映画や映像・音響を主なテーマにしたアトラクションとスタジオツアーがある、さらには映画のキャラクターが多く出てくるパレードと、ディズニー最大のショー?ともいえる「ファンタズミック」がある。
    事前の勉強不足の私は、ガイドマップのアトラクションを見ながら、TDLはWDWのあちこちのパークからアトラクションを集めて(そのまま持って来て)作られたことを初めて理解。

    まずは、FASTパスをもらいに「スターツアーズ」に向かうが、これまた待ち時間10分、そのまま入るが実際には待ち時間は無く、トコトコと歩いていってそのままシートに座り込む。
    逆に、他のお客さんで席が埋まるまで待っている状態。
    このアトラクションは息子が大好き!TDLでも2回は向かう。
    映像はTDLと全く同じ、当然音声は英語だが、息子にはそんな事は関係ない様子。
    アトラクションの入り口前には、かなり大きいスノーウオーカーの模型が置いてある。
    前の機関銃の銃口が水鉄砲になっていて、時折水が噴射される。
    子供たちは、この水にあたりながら喜んでいる、本当に濡れるのが好き?!

    幾つかのアトラクションを楽しんだ後「インディージョーンズ」のショーの時間が近づいてきたので、会場に向かう。
    このショーは、スタントやアクションそして炎と爆発の大掛かりなショーで楽しみ!
    ここでもショーが始まる前にはお姉さんが出てきて会場の盛り上げを図る。
    そしてこのショーにエキストラとして一緒に参加するメンバーを会場から募る。
    みんな待ってましたと、大勢が手を挙げる。
    さすがに、手を挙げるほうもただ者では無く、みんな個性的なキャラクタで面白い。
    お姉さんとエキストラのやり取りで爆笑しているうちに、ショーがスタート。
    初めは、インディージョーンズが洞窟で色々な仕掛けをかわしながら宝物手にすると言う場面の再現。
    仕掛けに対して殆ど余裕の無いぎりぎりのスタントに感動!
    その後どうなるのかと思いきや、これまでの大掛かりなセットが全て移動し、奥のセットが現れる(なんと大掛かりな!)。
    今度は、街中での戦いのシーン、エキストラも出演して、爆発・炎・車の転倒など激しいショーが続く。
    約30分で想像以上の見ごたえのあるショーが終わるが、外はまたもや雨が降りだしている。

    その後も、MGMでのパレードが始まるまで、幾つかのアトラクションを回る。



    さあ、パレードの始まりです。
    上の写真の左はご存知ミッキーとミニー、右は、スターウオーズのルークとレイア姫、
    そして、下の左は、モンスターズインクのサリーとマイク、右はトイストーリーのバズとウッディー。
    通常のオールドディズニーのキャラクターとは異なり、私も息子も大好きな映画のキャラクターが沢山で出ていて大喜び!


    次に私は、「トワイライトゾーン・タワー・オブ・テラー」に乗りたいといい出すも、賛同者は無し。
    仕方が無いので、一人で乗りに行く。
    これは、13階の高さからエレベーターが落っこちるという設定のも。
    最近のジェットコースターに比べてば、怖さは大したものでないが、やはりここはお国柄?、落ちるたんびに、みな絶叫!
    私もみんなと一緒に絶叫する、これが楽しい。

    次に、スタジオツアーに向かうが、テンポラリーに運休中とのことで断念、とても残念。
    ここのパークでの楽しみの3割はこのツアーだったのに!
    目ぼしいアトラクションは一通り周るが「ファンタズミック」のショーまでは、まだ時間がある。
    さてどうしようかということで相談し、無謀な計画に走り出す。
    それは、今からEPCOTに向かい昨日見れなかったパレードが見る!それからダッシュでここへ戻ってくれば「ファンタズミック」も見れるというもの。
    リゾートしている人なら、ここで一度ホテルに戻り、昼寝をしてから出直してくる所を、貧乏性の我々は、フルタイムのスケジュールを組んでしまう。
    早速バスに乗り込みEPCOTへ、ここでのパレードの会場は、奥に広いこのパークの一番奥。
    時間を気にしながら黙々と歩く、目指すポイントに着くと、1列だけで座って見れる場所を確保。
    ここのパレードにはディズニーのキャラクタは一切出てこない。
    「ワールド・ショーケース」と呼ばれる世界各国のテーマ館が並ぶ万国博覧会の様なエリアで行われるため、パレードのテーマも世界平和と共存を基にしたような感じで、なかなか面白い。

    パレードの最後が見えた段階で、人の波を避けるように、ゲートへ急ぐ。
    バスが再びMGMスタジオに着く頃には、入場終了時間をわずかに過ぎてしまっている。
    さて、入れてもらえるかとゲートへ急ぐ。

    「ファンタズミック」のショーは、開始2時間前から入場でき、「座席を確保される方はお速めに入場下さい」となっている物。
    それでも開始5分前にも関わらず相当な人の波がそちらへ流れている。
    会場整理係に促されて進む先は、立ち見席。
    まあ、当然か?入場出来ただけでも幸い?
    何とか場所を確保すると、既に会場では盛り上げのためのウエーブが始まっている。
    端の後ろの方なので、このウエーブに乗ることが出来ない。
    そしてショーの始まり。
    このショーがまた、凄い!
    光と水と音楽を駆使したこのショーは、遠くからでも見ごたえ十分。
    噴水の水幕をスクリーンに映像を映すなんて、誰が考えついたのだろう?
    これだけの大掛かりなセットでこれだけの大観衆の前で、前観衆の注目を集めるミッキーはどれだけ幸せなことだろう?

    その後ホテルに戻るが、ここのリゾートでのお楽しみの一つがルームメイドさんによる、小物のアレンジです。
    一日パークで遊んで帰ってくると、みんなが毎日買ってくるお土産が室内にアレンジしてあるのです。


    ここの部屋は、廊下に面した大きなガラスのウインドウがあるのですが、窓ガラスとカーテンの間が各部屋のショールームと化していて、ぬいぐるみとかが楽しくアレンジされています。
    廊下で毎日変わっていく他の部屋のアレンジを見るのがホテルに戻る際の楽しみとなっております。
    とはいえ、我々はまだアレンジしてもらえるようなお土産は買っていない。
    当然ウインドウには何もない。寂しさを感じながら部屋に入ると、やってくれているではないですか!
    洗面台の上にはタオルで作られたミッキーが!
    それも歯ブラシ立てになっている!
    左の写真のミッキーの目とか口はわざわざ、紙を切って作ってある。これはチップを弾みたくなる。

    フードコートで遅い夕食を済ませ、明日の打ち合わせ。
    こちらでも、そろそろ洗濯をしなければならない。
    やるとしたら朝である、しかし朝洗濯をすると出発が遅れる!
    残るパークのうち、「アニマルキングダム」は動物の動きが活発な朝早いうちの方が良いらしい。
    となると、明日向かうのはWDWの象徴?「マジックキングダム」となる。
    「マジックキングダム」は夜遅くまでやっているので、午前中は洗濯をしながらのんびりとして、昼頃から向かっても十分楽しめるであろうとの考え。
    少しはリゾートっぽくなってきた?いやいや、疲れがたまって動けなくなってきただけ・・・。